末の娘が学校から帰宅し、玄関で私を呼ぶ。
「これ見て」と差し出した手のひらにはビーダマほどの黒い球体が一つ。
「???チョコ?いやだ〜拾ったの?」
「においかいでみて」
どうやらチョコではないようですが、何だかわからない。
「ん〜何?木の実?」
「ちがうよ。泥だんご。」
いやー驚きました。
表面の滑らかさも光沢も、とても土とは思えません。
団子とは程遠い大きさも相俟って、チョコボールにしか見えないのです。
しみじみと見つめて感心している私に増長した娘は、
「これ、すっごく硬くて落としても割れないんだよ」
「そんなことない。割れちゃう・・・ょ」
言い終わらないうち直立状態から床に落とし、拾い上げた娘の表情が一瞬固まりました。
・・・・ヒビいっちゃった
やっぱりね。
「学校では割れなかったのに・・・。でもすぐ直せるから大丈夫だもん」と強気なことを言いつつショックは隠しきれません。
人生いろいろ。そういう時もあるさ。
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